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NGPブログ

3年選択生が学校外で研究発表

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上田高校主催「第9回北陸新幹線サミット」に参加

  6月20日(土)に上田高校で開かれた「第9回 北陸新幹線サミット」に3年選択生3人が参加してきました。
 北陸新幹線サミットは上田高校の生徒が運営し、新幹線沿線にある高校の生徒たちを中心とした探究学習発表会です。今年は県内から5校、県外から7校の合わせて80人が参加し、以下の4つの分科会に分かれて発表を行いました。
Ⅰ 足元から地球環境問題を考え行動する
Ⅱ 地域の課題から高校生ができることを考え行動する
Ⅲ 教育格差・貧困などの内外の課題に対し行動する
Ⅳ グローバル課題から解決策を提言する(使用言語は英語)
 長野高校の3人も、自分たちの研究テーマに合った分科会にそれぞれ参加しました。分科会では、研究発表と質疑応答の後、発表者が今後の研究に繋がっていくようなテーマを提示して、ほかの参加者とディスカッションを行う時間が設けられ、より深まった議論ができました。どこも積極的に意見を出し合う様子が見られ、生徒達にとって意欲的な交流の場になっていたようです。
 発表を終えた3年生に、話を聞きました。

●3年3組 森岡さん「つなぎめぐる善光寺門前町~観光業の地域還元とは何か~」
 北陸新幹線サミットのディスカッションの時間では、「もしあなたがこのマップの編集者なら、どんな場所を載せて、どうやって地域全体に利益を広げますか?」と「観光の成功は何で測るべきだと思いますか?」という問いを持ち込み、意見交換を行いました。そこでは滞在時間の増加のために街の雰囲気を楽しめる休憩場所等を載せたらどうかという意見や、対象別にマップを作成するという意見など、今後の研究に大いに役立つフィードバックを得ることができ貴重な経験になりました。
 (本研究は、長野市・善光寺門前町を事例に税収や経済効果に関する統計調査、行政への聞き取り、地域住民へのアンケートの結果、観光業は地域経済に貢献している一方、その恩恵を住民が実感できていないことが分かり、そこで観光客の回遊を促進し、地域全体への利益の波及を目指す「まちんなか回遊マップ」を提案したものです。)

●3年4組 井端さん「生理用品を「当たり前」の存在に」
 私は、本校女子トイレにおける生理用品備品化を目標に2年次から活動してきました。その結果、現在校内一部トイレにて備品化の試験導入が行われています。
 北陸新幹線サミットでは、発表後に近くの参加者とディスカッションを行い、その内容を共有する時間がありました。別の地域の同年代の参加者から意見をいただける貴重な機会だと思い、私は気にしていたことを聞いてみることにしました。それは「女性特有の問題(生理)について、予算を使うこと(女性だけでなく男性からもお金を出してもらうこと)についてどう思うか?」ということです。
 この問いを投げかけた理由は、本校OBで探究活動をサポートしてくださっている佐野太一先生にスライド添削をしていただいた時に、「全ての人に利益があることなら、もう(生理用品備品化が)既に導入されててもおかしくないよね」「まだ導入されていない、ということは、どこかしらで不利益(負担)を被っている人がいるということ」と言われたことでした。この言葉を受け、他校の参加者がどのように考えているのか、意見を伺うことにしました。
 すると、「試験導入やアンケートの結果から、備品化への需要が裏付けられているので良いのではないか。」、「生理用品は確かに女性しか使わないかもしれないけれど、『特定の人しか使わないにもかかわらず、公共資金で費用が賄われているもの』は必ず、既に存在するはず。生理用品に限った話ではない。」など、公共資金を使うことに前向きな意見を多くいただくことができました。
 また、会場の上田高校さんには、既に生理用品備品化が導入されていました。これは日本赤十字社さんが提供するプロジェクトの一環であり、私が目指す生理用品備品化、すなわち生理用品がトイレットペーパーと同様に学校予算で購入されることとは形が異なります。しかし、別の形で生理を支援する取り組みを見ることができ、大変参考になりました。
 今回の新幹線サミットを通じて、多様な考え方に触れ、自分の視野を広げることができました。今回の経験を今後の活動に生かしつつ、頑張っていきたいと思います。

●3年2組 山﨑くん「環境問題への“強い関心”を広めるための教室イベントモデルの開発と実証」
 環境問題について知識を与えることで、環境問題への向き合い方を変えることはできても、行動に移させることは難しいというのがこの分野では長年の課題となっています。環境問題を教える時、「どうすれば日頃から環境問題に“強い関心”を持って向き合う人を育てることができるのか」について考察を行いました。

 3年選択生の課題研究発表会は、7月13日(月)ともうすぐです。高校生活における研究活動の集大成になるので、残りわずかな時間ですが頑張ってほしいと思います。

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